SHIMANOのオールドリール。発売から40年経った今も現役のMLZ10ですが、ドラグノブが壊れたので修理した話。

スポンサーリンク
釣り

倉庫の中に眠りっぱなしのリールはありませんか?

もしかしたら、少し手を加えるだけで使えるリールに変身するかもしれません。

最新のリールはもちろん格好良く性能も高いのですが、古い道具を使ってする釣りもまた趣あるものです。

昔のリールの特徴である、スプールが回転した時のクリック音が癖になります。

(糸を巻き取る旅にカリカリとなる音。ご存知ですか?)

今回は、シマノMLZ10というリールを修理した過程について記事にしますね(*^^*)

Mnn
Mnn
カリカリ音がたまらんっ!!笑
いやいや、なんかうるさくない?
Mama
Mama
スポンサーリンク

シマノMLZ10というオールドリール

シマノmlz10の写真

今では知ってる人のほうが少ないリールかもしれません。

発売は1980年。ギア比は4.2対1。ボールベアリング機構に軽量スプール。さらにハンドルは左右入れ替え可能。きちんとドラグ機構も付いています。

特筆すべきは1.5号が150mも巻ける深溝設計のスプール。さすが世界のSHIMANOです。

が、正直発売当初はどんな釣りに使用する目的だったのか見当つきません…笑

このクラスの小さいリールで、何故そんなにたくさん糸を巻く必要があるのかピンと来ないですね。

深溝スプールにより、かなり小さい円を描いて糸を巻いていきますので、糸ヨレもそこそこひどいです。

しかし、そういう意味不明なスペックが趣味の道具として心にグッと来るものがあります(*^^*)

私は糸ヨレを少しでも回避するために、下糸の上にフロロカーボンを50m程巻いています。

(ちなみに下糸は経費削減のため、たこ糸を使用しています。笑)

このリールに合う釣りは?

過去にコチラの短竿(極光テトラ)について書いた記事でもご紹介してことがあるのですが、主に短竿に合わせるリールとして使用しています。

子供のするちょい投げ釣りに使いやすい大きさです。

キスがかかるだけでかなりのファイトを楽しめますし、ガシラでもかかれば超大物を釣った気になります。

もちろん極光テトラは極細ガイドですので、飛距離は出ません。

しかし、私がよく行く大阪湾某所では、足元から10m程の部分のカケアガリによくキスが潜んでいるので、このタックルで事足ります。

リールの番手的には、アジングにも相性は良いかと思いますが、上述しているように、古いリールならではのクリック音が鳴りますので、人が多い釣り場ですと少し恥ずかしいです。

ジグヘッドを巻き取る度にカリカリカリカリ音がしますからね(^-^;

少しのちょい投げやハゼ釣りに使うのが最高でしょう。

リールが壊れた場合は?修理できるのか

現在はメーカーでの純正部品の提供はありません。

SHIMANO COSTUMER CENTERのホームページにもはっきりと修理不能と記載があります。

先日、アオイソメを使用し、キャロライナリグで遊んでいたところ、魚のアタリがあり、フッキングするためにドラグをグッと締めた所、まさかのドラグノブが壊れるという事態に陥りました。

慌てたおかげで魚は逃がすし、リールは壊れるし、メーカー修理も対象外ですし…。

オールドリールはDIYで修理するしかありません。

Mnn
Mnn
ヨッシャ!やったろ!

SHIMANO MlZ10のドラグ破損修理について

とりあえず釣り場で落下したドラグノブを回収し、落ちた部品を拾い集めました。

破損したドラグノブ部分の接着

まずはノブを裏返し、下の写真の真ん中の部分にワッシャーを二枚入れます。

ドラグノブを裏返した写真

(思ったより強い力が加わったのか、この写真でプラスチック部分が剥がれているのがわかりますね…)

次に、六角形に打ち止められたネジをその部分に押し込みます。

長年の摩耗によるものか、この時点で少しガタつきがあったので、ミニ四駆用のワッシャーをスペーサー代わりに足すと、ガタつきはなおりました。

その後、破損したノブの片割れを接着剤で接着します。

接着剤により補修したドラグノブの写真

接着剤が充分に乾いた所で、組み立てていきます。

スプール部分の組み立て

古いリールは構造がシンプルでわかりやすいですね(*^^*)

リールのスプールの裏側の写真

スプールを裏返してみると、針金が一本スプールの内径に沿って入っていました。

写真のとおり、針金の先は内側に曲がって爪の役割を担っており、この爪でリール本体のギア部分を引っ掻くことによって、あのカリカリ音が出ます。

もちろん、装飾のために音を出しているわけではなく、スプールの逆回転防止機構の役割が本来の機能です。

リールのスプール部分の部品

ここまできたら、上の写真の左から順番にリール本体にドッキングしていきます。

スプールエッジも大きな傷はなく、軽く耐水ペーパーで擦るとかなり綺麗になりました。

SHIMANO MLZ10をななめから撮影した写真

古いリールは作りがシンプルですので、案外と素人修理でもなんとかなります。

オシャレさよりも質実剛健な感じがしますね!

個人的には90年台のアルテグラなんか大好きです。なのに、なんであの木製のノブをやめてしまったのか…!

オールドリールの魅力

今のリールにはない武骨な所が良いです。

余分な機構がありませんので、メンテナンスや修理がしやすいというのも利点です。

また、釣り道具は日進月歩ですので、中古釣具屋さんなんかだと、驚くような価格で売られていたりします。

子供の頃憧れてたけど手に入らなかった物を、大人になった今集めてる感じですかね。

私は基本的にスピニングリールが大好きなんですが、古いリール(特にスピニングリール)はライントラブルが多いです。

軽いオモリを使用したりすると、スプールに道糸を巻き込んでしまったり…。

まあそのあたりは扱い方でなんとでもなるんですが。

こういうトラブルの多さも、自然と遊んでいる感じがして好きです。

最近は、何かと効率的になりすぎました。

魚を釣ることくらい、好きな道具で好きに楽しむのもアリ!ではないでしょうか(*^^*)