私は釣り歴はそこそこ長いです。
子供の頃から数えると30年以上になります。
釣りの上手い人は、少しのアタリで何の魚が言い当てます。
「お、今のはチヌやなぁ」とか、カッコいいです。
でもね、私はファーストバイトで何のアタリかなんて、未だにさっぱりわかりません…
チヌ狙いの外道、アイゴ
アイゴの基本情報から
スズキ目・アイゴ科に分類される魚の一種である。西太平洋の暖海域に生息する沿岸性の海水魚である。食用にもなる。鰭の棘に毒をもち、刺されるとひどく痛む。
Wikipediaより引用
ひどく痛む…。
Wikipediaの紹介の冒頭から怖いですw
当時はチヌ(黒鯛)が釣れたと思いました
初めてアイゴが釣れた時、チヌの落とし込み釣りをしていました。
エサは岩カニ。
前アタリもなく、竿先が海面に引き込まれました。
ギア比1対1の太鼓リールに1.2号のフロロカーボン直結の仕掛け。すごい引きが強いんです。
これは大きいチヌや!と思う程のファイトでしたが、釣れたのはそこそこのサイズのアイゴでした…w
アイゴは安全?それとも危険?
結論から申し上げますと、大変危険です。
毒バリを持ってます。
背びれ、胸びれ、全部危険です。
特に背びれ前部には隠し針と呼ばれる逆向きの毒針があります。
この隠し針にやられて、毎年多くの人が病院に行くことになります…
もし、釣り上げた時は本当に気を付けてくださいね。
実際、過去に知人はアイゴの毒で病院に行きましたので…。
アイゴの毒はたんぱく毒ですので、熱いお湯に患部を浸けることで若干痛みを緩和できます。
もしアイゴをキープするならば、フィッシュグリップでしっかりと挟んで締めた後、全てのヒレをキッチンバサミで切り落としましょう!(アイゴの毒は魚が死んでもなくなりませんので要注意!)
食べたら美味しい?らしいです
※ここからは個人的な感想です。
私は正直なところ、あまり口に合いませんでした。(アイゴ好きな方すいません。)
まず、持って帰ってクーラーから出した時のアンモニア臭がきついんです。
※和歌山在住の友人によりますと、釣り場で内臓まで処理しなかったことが原因らしいです…。しっかりと処理しているアイゴ(特に冬のアイゴ)は、淡白な白身で、刺身がとても美味しいらしいです。
私は塩焼きにしましたが、アンモニアの香りがずっと気になりました。
ごめんなさい。私は美味しくないと思ってしまいました…
【追記】
先日、友人が一夜干しにしたアイゴを食べさせてくれました。
食べてみると、癖のないあっさりとした美味しい魚でした。
アンモニア臭さも一切なく、きちんと処理されたアイゴはこんなに美味しいのか!とびっくりしました。
淡白な白身で、大変美味でした。
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アイゴは専門としている漁師さんがいないのか、あまりスーパーで見かけない魚ですので、もしも、食べてみたい場合は自分で釣るのが良いでしょう。
場所さえ選べば比較的簡単に釣れますので。
私は自分で捌くのが怖いので、誰か食べさせてください!!( ; ロ)゚ ゚
アイゴの釣り方
基本的にはチヌ狙いと変わりません。チヌの仕掛けには貪欲に喰ってきます。
磯や筏でよく釣れますので、コマセ(集魚材)に寄ってくると考えられます。
シンプルにフカセ釣りでチヌ用集魚材を用いるのが良いでしょう。
一般的にはチヌやグレの外道という扱いですが、アイゴを専門に狙う釣り人もいます。
たまにですが、サビキ仕掛けにも喰ってきますので、ファミリーフィッシングをしている時には十分注意してください。
特に、子供には釣った魚は確認するまで触らないことを徹底したほうが良いでしょうね(^o^;)
まとめ
- 引きが強い
- 毒も強い
- アンモニア臭も強い
- 上手に処理すれば美味しい
- 毒バリ(特に隠し針)には要注意!!
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