【チルい】クチボソ(モツゴ)を釣る。餌は朝食の食パンの切れ端。場所は近所の水路。最高に贅沢な暇潰しです。

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釣り

クチボソってご存知ですか?

モツゴと言われる小さな川魚です。

綺麗な魚で、見た目が美しいこのクチボソ、実は何処でも釣れるんです。

家の近所の用水路、田んぼの横など。

小さな椅子と水筒を持って、青空と緑の中、まるで子供の頃の夏休みのような、最高にチルい雰囲気を味わえます。

今回は小物釣りの魅力について解説しますね(^-^)v

Mnn
Mnn
「チルい」の使い方あってる…?

お、おう…。
ダチョウはん
ダチョウはん
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チルっててエモい。水路の小物釣り

年を重ねるにつれ知らない言葉が増えてきました。

「チルい」って言葉なんてつい最近知りましたしね…

どうやら「意味もなくまったりすること」という意味らしいですが、これってまさしく釣りでない?と思った訳です。

私は魚料理が大好きなので、基本的にフィッシュ&イートでしたが、食べるという目的を持たない水路の小物釣りなんかは完璧にチルってるはず…!

昭和の銭湯なんかも流行しているらしいですし、これから水路や小川の釣りって流行るんじゃねーの…?

それはさておきクチボソ釣りの魅力

小気味良いアタリとなかなか針掛かりしないジレンマが最高です。

餌は取られるし明確にアタリも出るのですが、なかなか釣れません。

合わせが早すぎても遅すぎても駄目。合わせの力が強すぎたら口切れします。

感覚的にはカワハギ釣りをもうひとつ繊細にした感じで、このクチボソ釣りの繊細なテクニックは他のすべての釣りに流用出来ると感じました。

釣りに慣れた人程楽しめるかもしれません。

参考までに私のクチボソ釣りの装備

  • 3.0mののべ竿(昔から家にあったペナンペナンの竿)
  • 1号のナイロン糸
  • タナゴ針
  • 超小型玉ウキとウキゴム
  • 虫かご
  • 食パンの切れ端(だいたい食パンの1/6程度)

このように釣竿と虫かご以外はすべてポケットに収まります。

ボケーとしたい日は椅子と水筒も持参します。

クチボソ釣りをしている写真

こんな浅い水路にクチボソがたくさんいます。

クチボソの見分け方は、身体の側面に頭から尾まで伸びる黒っぽい色がありますので、簡単にクチボソだとわかります。

水路のクチボソ用仕掛けについて

ウキ下は20㎝程取り、タナゴ針の針先に食パンを米粒の半分程度に丸めたものをチョンと刺します。

丸めた食パンの写真

私はこの写真のように丸めた食パンをセットしています。(あまり大量に作るとすぐ乾燥してパサパサになってしまうのでご注意下さい)

あとは、川上から川下へなるだけ餌が先行するように流していくと、毎投アタリがあります。

寒くなってきて食いが悪くなってきた場合、パンに生卵をといたものを軽く染み込ませますといきなりアタリが多くなります。

ただし、この餌の場合は鯉なんかも敏感に反応することがあるため注意してください。

釣りポイントの見極め方

私の場合、基本的にはお散歩です。

散歩しながら水路を覗き、魚がいるかどうか確認しています。

工場近くの用水路なんかですと、休日は人通りも少なくなるのでオススメです。

小物釣りをしている写真2

水路の合流地点なんかもポイントとなっています。

目を凝らして水中を見ていると、大量の生き物が存在していることに驚きます。

たまにザリガニなんかも釣れますので、飽きない釣りですね(*^^*)

子供の頃スルメイカにたこ糸を結んでザリガニ釣りをしたことが思い出されます。

用水路の小物釣りにおける注意点

田んぼの用水路なんかですと、作業の邪魔にならないようにすることが重要です。

むしろ、作業中の方がいる場合、挨拶と釣りをしたい旨を伝える事は必須です。

用水路は何らかの理由があって設置されているので、釣りをするための水路ではありません…(^_^;)))

住宅街なんかでしたら、不審者扱いされないことが大切です。

近所で顔見知りの方が多い環境だと良いでしょうが、知らない地域なんかですと、長い棒を持ってうろつく怪しい奴になりかねません。注意してください。

私の経験からですが、住宅街の水路で釣りしてると近所の子供たちが寄ってきます。

釣った魚を虫かごに水を汲んで入れて見せてあげると、とっても喜ばれますよ(*^^*)

食べないなら食べないための釣り方をしましょう

釣ったクチボソの写真

食べるという目的があるならば、まず魚を掛けた後に考えるのは、いかにバラさないで魚を取り込むかということですが、キャッチ&リリースをする場合ですと、いかに魚にダメージを与えないように釣り上げるかを考えましょう。

そうしないと魚が弱り、水に戻してあげたとしても死んでしまいます。

再び釣りで遊んでもらえるように、なるべく弱らせない事が大切です。

具体的には、カエシのない針を使うようにしましょう。

釣針のカエシについて説明した絵

写真の部分がカエシです。

釣り針がフッキングした後、針が抜けにくくするようにする加工の事です。

このカエシのない針はバーブレスフックと呼ばれ、バス釣りなんかでは一般的なのですが、さすがに淡水の小物釣りでは一般的ではありません。

1日粘って1匹を釣るような釣りではカエシが有効かもしれませんが、もしかしたら全ての釣りでバーブレスフックを使うべきなのかもしれませんね(^_^;)))

少なくとも、食べるつもりのない釣りならば、バーブレスフック1択でしょう。

淡水釣りにおける最小のターゲットと言われる、極小さなタナゴ針にも、きちんとカエシがついています。

日本の工業技術スゲーです。

ですので、どうするかと言うと…

このカエシの部分をペンチで潰します

力を入れすぎると針が折れますので、軽く潰す程度にしておきます。

これで自家製バーブレスフックの完成です(*^^*)

釣った魚を針から外すとき、かなりスムーズに外すことが出来るようになります。

クチボソの小気味良いアタリと、針に乗らない釣り味が本当に癖になります。

大人の最高に贅沢な暇潰しですので、是非チャレンジしてみてくださいね(^-^)v

Mnn
Mnn
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