カレイ釣りの最強仕掛けは何か。想像を超える仕掛けをご紹介します。

スポンサーリンク
釣り

釣り物の少ない冬の釣りのターゲットであるカレイ。

平たい見た目で知名度も高く、カレイの煮付けと言えば、日本の国民食と言っても良いほど有名かもしれません。

「左ヒラメに右カレイ」という言葉も、1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

良く似た魚である、ヒラメとカレイを区別する方法です。

諺と言っても過言ではないくらい、広く一般的に親しまれている魚ですね(^-^)v

左向きのカレイもいるので、例外はありますが…

寒くなってくると、釣れる魚種も減ってくるものですが、カレイやヒラメは冬こそ本番。

手が凍えそうな時期になると、フラットフイッシュ(カレイ、ヒラメ、マゴチなど、平たい魚の総称)釣りに出かけたくなりますよね。

なんだかカレイの薄造りが食べたくなってきました。笑

Mnn
Mnn

釣りたてのカレイはお刺身ですごく美味しいんです!

少し身がホロホロとして柔らかいですが、なんとも言えない美味しさですよ~!!

この記事では、カレイ釣りの仕掛けについて解説しています。

とんでもない仕掛けですので、一度読んで見てくださいね(*^^*)

スポンサーリンク

カレイ釣りの仕掛けって?

カレイの絵
カレイの絵

カレイ釣りの仕掛けはどんな仕掛けを使っていますか?

基本的には投げ釣りで、虫餌を付けてカレイを狙うことがほとんどだと思います。

フィッシュイーターであるヒラメと違い、ジグやミノーで狙うような釣り方はあまりしません。

カレイの口元を見ると、おちょぼ口であることがわかります。ヒラメと違い鋭い歯もありません。

ゴカイ等の虫餌を食べるので、大きな口に鋭い歯は不要なんでしょうね。

むしろ、ヒラメとカレイの一番大きな違いは口元かもしれません。

投げ釣りの場合、仕掛けを投入してリールを巻くと、オモリが底を走って砂ぼこりが出ます。その砂ぼこりにカレイが集まってきて、仕掛けに付いている虫餌をパクッと食べるという形になるようです。

そのため、付け餌を目立たせるために、ゴカイやイソメを複数匹使用し、房がけにして狙います。

Mnn
Mnn

書くと簡単に見えますが、当然ながら簡単に釣れる訳ではありません。笑

シンプル故に奥が深く、やればやるほどのめり込んでしまう投げ釣り仕掛けですが、それでも、さらに色々な仕掛けを知りたいのが釣り人の性。

釣れる仕掛けも日によって変わるのが釣りの難しい所で、昨日までは釣れていた仕掛けが今日も釣れるとは限りません。

対応できる手段をたくさん増やすためにも、たくさんの仕掛けを頭にいれておく必要があります。

今回は、カレイ釣りに使用するとんでもない仕掛けを教えて頂いたのでご紹介します。

Mnn
Mnn
この仕掛けは間違いなく最強だわ!笑

戦闘力最強!ドンドン仕掛け!

瀬戸内で昔行われていたドンドン仕掛けの仕掛けの絵
ドンドン仕掛けの絵

今回ご紹介する仕掛けは、ドンドン仕掛けです。

名前からして、強い雰囲気がプンプンしますが、この仕掛けをご存知でしょうか?

上の絵を見ていただければなんとなく想像が付くかとは思いますが、100号~200号のかなり重たいオモリを使用し、そのオモリの四隅から伸ばした針金の先に短いハリスの針を付けた仕掛けです。

この仕掛けで海底をドンドンと叩き、砂煙を巻き上げてカレイを寄せるらしく、調子が良い時は4つの針全てにカレイが喰ってくることもあるみたいです。

淡路島の漁師さんが昔使っていた仕掛けらしいのですが、私は教えてもらった時、かなりの衝撃を受けました。

すべての物事がスマートになった最近、魚を釣るという、釣りの原点に帰るような仕掛けも乙なものです。

昔の仕掛けの発想は面白かったりしますので、今現在仕掛けを作る時の参考にもなります。

ドンドン仕掛けの作り方

大阪の釣り道具屋さんで見かけたことはありませんが、もし作ってみたいと思った物好きな方(失礼)のために、作り方を書いておきます。

上の絵では4本針ですが、簡単な2本針仕掛けの作り方を紹介します。

①ステンレスを曲げて軸を作る

まずは針先が出る軸部分を作るため、ステンレスを曲げます。

真ん中に輪っかを作るように曲げるのですが、説明が難しいのでこの絵を見てください。

ドンドン仕掛けの針金部分の絵
ドンドン仕掛けの針金部分の絵

なんとなく想像して頂けたでしょうか?

この真ん中の部分にオモリをぶら下げ、両端にハリスと針を付けます。

②針金にサルカンとオモリを装置する

この針金が起点となりますので、頑丈な物を使用しておいた方が良いでしょう。

ドンドン仕掛けの針金にサルカンとオモリを繋いだ絵

この絵のように、サルカンとオモリを針金の中央部分の輪っかに入れます。

③仕掛けにハリスを付ける

砂ぼこりを立てることでカレイを近くに寄せてくるので、ハリスは10cm程の短いハリスでOKです。

針はチヌ針の3~5号程度で良いでしょう。

餌は主にアオイソメを使用しますので、大きすぎる針は必要ありません。

ドンドン仕掛けを自作した絵
最終的にこうなります

この絵のようになれば、ドンドン仕掛けの完成です。

海底の砂を巻き上げるようにドンドン!ドンドン!と力強く底を叩くのがカレイを釣るポイントです。

乱暴に扱う仕掛けですので、道糸はかなり太めで良いでしょう。

かなり体力を消耗する釣り方ですので、疲労困憊にならないよう、余裕を持ったスケジュールで釣行しましょう!笑

ドンドン仕掛けについてまとめ

砂地の提供で足元から水深があるような所でしたら、この仕掛けをドンドンと投入してみるのも面白いでしょう。

本来は手に持って使用する手釣り用の仕掛けですので、釣竿を使ってこの仕掛けを投入すると、釣竿が壊れる可能性もあります。

Mnn
Mnn

釣竿を使わずに釣りをするんだって!

世の中には色々な仕掛けがあって、楽しいですね(*^^*)

実釣は自己責任でお願いしますm(__)m

海底の砂ぼこりに集まるカレイの性質を上手に利用した釣り方です。

Mnn
Mnn
たくさん獲ってやる!という昔の漁師さんの気合いを感じられる仕掛けですね。笑

もしも釣竿を使用した投げ釣りでこの仕掛けを使うなら、オモリは10号程度に落としましょう。

2本の針金を斜めに曲げて引きずって釣る仕掛けとかも面白そうですよね!

仕掛け作りは想像力が膨らみます。あれもしたい、これもしたい。海の中はどうなっているんだろう?

そんなことばかり考えています。笑

最後までご覧いただきありがとうございます。

他にも釣りに関するdiy関連の記事はたくさんありますので、是非読んでみて下さいね。

【爆釣DIY】太刀魚にノーシンカー(錘なし)仕掛け!喰い渋りに効果大!おかっぱり特攻仕掛けの自作方法を解説します!
私の一番好きな釣りは太刀魚釣りかもしれません。 激しいアタリに綺麗な魚体。 釣り上げた時の虹色のようななんとも言えない美しさは癖になります。5年位前までは、関西(大阪湾)で簡単に太刀魚が釣れていましたが、体感では年々釣れなくなってきています...